起立性調節障害を克服するヒントになればと思います。

思春期の子供に見られる「起立性調節障害」.。 薬に頼る前に、この方法を試してください。

朝起きない子供は決して怠け者ではありません

 

 

お子さんが、病院で「起立性調節障害」と

診断される前に、下記のような症状が

あったことと思います。

 

   【1】 朝に起きられない   

   【2】 座っていて急に立つと立ちくらみがする

   【3】 全身がいつもだるい

   【4】 食欲がいつもない

   【5】 長い時間立っていられない

   【6】 失神することがある

   【7】 なにもないのに心臓がドキドキする

   【8】 いつも頭が痛い

   【9】 夜、寝つけない

   【10】いつもイライラしている

 

これらの症状のうち、

 

 【1】朝に起きられない


を解決するだけでも、他の症状も

緩和していくと思いますので、

そのための一助になればと思い、

ある方法をお話しますね。

 

お子さんが、朝なかなか起きてこないのは

決して怠けているとか、たるんでいるとか

決め付けることはできないと思うのです。


なにかちょっとしたキッカケのようなものを

さがしてみませんか?


目覚まし時計を変えてみるのも

ひとつの方法です。


私は、以前、自律神経失調症と診断された

経験があります。


昼と夜がひっくり返ったような生活をしていたのが

原因のようでした。


薬を飲んではいましたが、一番効果があったのが

この目覚まし時計を変えるということだったのです。


朝、もう起きなければいけないという時間には、

音が出るのですが、

実は、その30分前には目覚めているのです。

 

朝日のような強い光で目が覚めるという

目覚まし時計です。


この目覚まし時計で光を浴びることにより、

セロトニンという物質が分泌されます。


このセロトニンは、人のやる気であったり、

考え方をプラス思考に持っていくために

大変重要な働きがあるのです。


私の場合は、これで解決できましたが、

あなたのお子さんにあてはまるかどうかは、

正直、わかりません。


しかし、薬に頼る前に、ちょっとしたキッカケで

問題が解決できることがあると思うのです。

 

現代の医者は、検査の結果をもとに

それに対する対処療法として

すぐに薬を処方したがる医者が多いです。

 

薬の効果があるかどうかは、

本当のところは、医者にもわからないのです。

 

とりあえず、薬を飲ませておいて

症状が落ち着いたら、薬が効いたなと

思うことが多いのです。

 

しかし、大事なお子さんの成長期に、

簡単に薬を飲ませてよいものでしょうか?

 

成長期に、薬を飲むことに対して、

他におこるかもしれない影響などには

目を向けない医者が多いのが現状です。

 

もちろん、お医者さんがいうことですから、

本当に必要な薬は飲まなくてはいけませんが、

その前に、何かできることはないでしょうか?


私の病気が治った一番の要因は、

薬ではなく、目覚まし時計でした。


あなたのお子さんも、薬の他に何か良い

キッカケがあるかも知れません。

 

お子さんが朝、起きてこないを解決するために

手始めに、目覚まし時計を変えるというのも

ひとつの方法としてお伝えします。


下記に詳細が載っていますから、参考までに。

   ↓  ↓  ↓

 

小学校の高学年から思春期にかけての子どもが、

寝起きが悪い、たちくらみがする、いつも頭が痛い、

原因不明のお腹の痛み、全身がだるいなどの

身体の不調を訴えて小児科を受診したとします。


診察や血液検査では、特に異常がない場合、

起立性調節障害」と診断されるようです。


起立性調節障害」は、思春期で最も起こりやすい

病気の一つであり、全体の5~10%にもなるそうです。

 

起立性調節障害」の子どもの典型的な生活は、

まず、朝なかなか起きてきません。

日中は、ゴロゴロしてだるそうにしています。


そして、夕方になると元気になり、夜には寝むれない、

という繰り返しになります。


そうなると、学校を休んだり、ひどい場合引きこもりに

なってしまいます。


起立性調節障害になる原因は、心と体の成長の

アンバランスが原因とされています。


体の成長は早く、自律神経の成長は

ついていけない時期が、この時期です。


現在は、起立性調節障害の診断も精度が増してきており、

座っていて急に立ち上がったときの血圧を測定する

検査機器を使い、目まいや立ちくらみを起こしているとき、

体がだるい時の機能の異変を測定できるようになってきました。


これにより、見逃してはいけない重大な病気なのか、

それとも思春期特有の起立性調節障害なのかを

判断できるようになりました。


わかりやすく説明すると、

一部の人をのぞきますが、


座っていて、急に立ち上がったとき、

体の中を流れる血液が、全て下半身のほうに

下りてきてしまうと、脳の血液が足らなくなり

立ちくらみを起こしてしまいます。


そうならないのは、自律神経のおかげです。


自律神経が、心臓の動きをコントロールすることにより

血液が頭に残るように働くのです。


自律神経とは、このように精密機械のように人間の

体を制御しているのです。


それでは、起立性調節障害の子供は、どうなのでしょうか?

体は大きく成長して、骨格もできています。

しかし、自律神経の発達がそれに追いついていないのです。


なので、たちくらみがおこる、長く立っていられない、

などの症状が出るのです。


いずれにしても、診断は正確になってきています。


医者にかかって、「起立性調節障害」と診断されたのであれば、

思春期特有のストレスがあるので、精神的なケアは必要ですが、


なにか、重大な病気にかかったというわけではありません。

 

 

 

 

 

昼夜逆転の生活をするとどうなるのか?

 

 

人間は、本来、明るくなると目が覚めて

活動しはじめ、夜になると眠る動物です。


夜遊びに余念がない若者は別ですが(笑)


しかし、これが完全に逆転してしまうと

どうなるのでしょうか?


私は、夜の9時から、朝の6時まで仕事という

生活を10年以上続けてきました。


昼間、用事があるときは寝ないでそのまま

夜の仕事に行くというのもたびたびでした。


まだ、若かったからそんな事ができたのでしょう。


しかし、40歳を過ぎた頃、原因不明の心臓の動悸に

おそわれました。


これは心臓発作か?このまま死んでしまうのか?

と思うほどの苦しみでした。

救急車で病院に行き、治療を受けました。


そして、なんと入院もせず、帰りは歩いて帰ってきたんです。

病名は、「自律神経失調症」というもので、

神経的な病気なのだそうです。


原因は、医者が言うには不規則な生活にあるのだそうです。

一体、あの苦しみは何だったのでしょうか?

 

 

 

自律神経失調症とは?

 

 

自律神経は、全身をコントロールしています。

これが、バランスが崩れてしまうと全身の機能に

支障がでてきます。


私たちの体は、寒いと血液が体の表面に集まり

体を温めようと自然になります。

また、暑いと汗が出て、体を冷やすほうに

動きます。


これらは全て、自律神経の働きによるものです。

 

これがくずれてしまうと、

体中にさまざまな症状が出るのです。

しかし、病院で検査をしても特に異常が見られないので、

精神的なものと思われてしまい、安定剤のようなものを

処方されておしまいという事も多いです。


私の場合は、心臓にその症状が現れました。


動悸、息切れ、呼吸困難、息苦しさ、血圧の変動、

不整脈などです。


どれも、検査では異常が認められず、

精神安定剤のようなものを飲んでいましたが、

薬を飲んでいると、症状が出ないので、

やはり、医者の言うとおりなのでしょう。


そうなった原因は、やはりストレスです。

また、いつ眠って、いつ起きたのかわからないような

不規則な生活が一番、よくなかったのだと思います。